佐藤安律の「ニュースサイト1045」
元産経新聞記者で「炎のジャーナリスト」が、政治全般と映画(主に日本映画)を中心にマイオピニオンを発信します。あるべきブログの姿をめざして順次内容を刷新しています。2017年6月27日付で「佐藤安律の『映画と政治のブログ』」から名称を変更しました。
09 | 2017/10 | 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

新作星取表43
【日本映画】
「オケ老人」★★
「シネマハワイアンズ」★★
「ぼくのおじさん」★★
【外国映画】
「エブリバディ・ウォンツ・サム!!世界はボクらの手の中に」(米)★★


【採点基準】
★★★★★  90点~100点
★★★★    80点~89点
★★★     60点~79点
★★       40点~59点
★         0点~39点


 杏にとって映画初主演となった「オケ老人」。杏扮する高校教師の千鶴は自らの不注意で連絡先を間違え、高齢者たちがもっぱらメンバーの交響楽団に入る。退団を絶えず考えていた千鶴だが、機会を逸するうちにやりがいを感じるようになり、楽団を率いて目標のコンサートを開くまでをコミカルに描く。

 高齢者の楽団員たちの言動が予想通り誇張されていてほとんど笑えない。ストーリー展開にサプライズがなく、薄っぺらさが目立つ。杏の意気込みは伝わってきたし、好感の持てるところもあるのだが、コメディエンヌに徹してもっとぶっ飛んだ演技を見せてほしかった。細川徹監督。

 「ぼくのおじさん」は北杜夫が自身をモデルに書いた小説が原作で、「オーバー・フェンス」の山下敦弘監督が松田龍平を主演に映画化した。小学校4年生の「ぼく」が、連休中の宿題として誰か周りの大人について作文を書くことになり、自分の家に居候している「おじさん」(松田龍平)を選んで観察を始める。

 哲学者の「おじさん」は大学の非常勤講師だが、週に1回講義を担当しているだけで、あとは働かずにもっぱら漫画を読むなどグータラしている。そんなおじさんが見合いをすることになり、相手の日系4世の美女(真木よう子)に一目ぼれ。美女が祖母の遺志を継いで農園を営むハワイまで追いかけていく。

 松田龍平扮する「おじさん」のキャラクター、ギャグに笑いのセンスが感じられず、これといった見せ場や盛り上がるところもなく、全体的に切れ味が悪い。予想外に平凡な出来にとどまるサプライズがあったため、厳しい採点となった。

 この2本を通じて言えるのは、やはりコメディーは難しいということである。




コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://toyokiyo73.blog.fc2.com/tb.php/569-1efa4f65
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

佐藤安律

Author:佐藤安律
(さとう・やすのり)
ジャーナリスト。1965年生まれ。大阪市立大学法学部卒。産経新聞記者として20年7カ月勤務し、政治部、夕刊フジ、大阪経済部などに所属。政治部では、厚相時代の小泉純一郎元首相、元自民党幹事長の野中広務氏らを担当した。産経新聞の年間連載「こども大変時代」で、取材班としてファイザー医学記事賞優秀賞を受賞。2011年8月からフリーランス。大阪市在住。得意分野は政治全般、日本映画、医療問題。原稿の依頼などコンタクトはyasunori7373@yahoo.co.jp

最新記事

カテゴリ

月別アーカイブ

検索フォーム

最新トラックバック

フリーエリア

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR