佐藤安律の「ニュースサイト1045」
元産経新聞記者で「炎のジャーナリスト」が、政治全般と映画(主に日本映画)を中心にマイオピニオンを発信します。あるべきブログの姿をめざして順次内容を刷新しています。2017年6月27日付で「佐藤安律の『映画と政治のブログ』」から名称を変更しました。
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新作星取表47
【日本映画】
「この世界の片隅に」★★★
「鉱 ARAGANE」★★★
「アズミ・ハルコは行方不明」★★

【外国映画】
「ガール・オン・ザ・トレイン」(米)★★★
「ブルーに生まれついて」(米=加=英)★★★
「世界の果てまでヒャッハー!」(仏)★★
「ブレア・ウィッチ」(米)★
「ヒッチコック/トリュフォー」(仏=米)★★★★★


【採点基準】
★★★★★  90点~100点
★★★★    80点~89点
★★★     60点~79点
★★       40点~59点
★         0点~39点


 映画の教科書ともいわれる「映画術 ヒッチコック/トリュフォー」。1962年、フランス・ヌーベルバーグを代表する映画作家のフランソワ・トリュフォーが敬愛するアルフレッド・ヒッチコックに長文の手紙を送り、これがきっかけとなって実現したトリュフォーを聞き手とするヒッチコックへのインタビューを収録したものである(発刊は1966年、日本語版は1981年)。

 映画「ヒッチコック/トリュフォー」は、このインタビューの音声版や、ヒッチコック映画の影響を受けたマーティン・スコセッシ、デビッド・フィンチャーら現役で活躍する世界的な映画作家10人の話を通じて、「サスペンスの巨匠」といった評価ではとどまらないヒッチコックの芸術家としての偉大さ、完璧なまでの映画表現のテクニックを浮き彫りにしていく。ケント・ジョーンズ監督。

 ヒッチコック作品のどのカットやシーンが映画史において燦然と輝くのか、話法のどういうところがいかに傑出しているのかといった技術的なことは、スコセッシらの話を聞いていて、なるほどと思う程度である。私にはそこまでの専門的な知識がなく、正直、よくわからない。

 ヒッチコックは、映画は観客のためにあり、大衆に感動してもらい、喜んでもらうことこそが大切なのだということを強調しているが、その見解には全面的な共感を覚える。理解してくれないならそれでいいと、独り善がりの難解な作品ばかりを好んで発表する映画作家は少なくないが、そういう姿勢こそが、私は大嫌いなのである。

 ちなみに、私が好きなヒッチコック作品を順不同に挙げると、「疑惑の影」(1943年)、「裏窓」(1954年)、「めまい」(1958年)、「北北西に進路を取れ」(1959年)などになる。ヒッチコックのドキュメンタリー映画だけのことはあって、客の入りはかなりよさそうだ。
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佐藤安律

Author:佐藤安律
(さとう・やすのり)
ジャーナリスト。1965年生まれ。大阪市立大学法学部卒。産経新聞記者として20年7カ月勤務し、政治部、夕刊フジ、大阪経済部などに所属。政治部では、厚相時代の小泉純一郎元首相、元自民党幹事長の野中広務氏らを担当した。産経新聞の年間連載「こども大変時代」で、取材班としてファイザー医学記事賞優秀賞を受賞。2011年8月からフリーランス。大阪市在住。得意分野は政治全般、日本映画、医療問題。原稿の依頼などコンタクトはyasunori7373@yahoo.co.jp

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