佐藤安律の「ニュースサイト1045」
元産経新聞記者で「炎のジャーナリスト」が、政治全般と映画(主に日本映画)を中心にマイオピニオンを発信します。あるべきブログの姿をめざして順次内容を刷新しています。2017年6月27日付で「佐藤安律の『映画と政治のブログ』」から名称を変更しました。
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「ジェラシー・ゲーム」
 にっかつ創立70周年記念として、東陽一監督が手掛けたロマンポルノの1本。夏の北海道を舞台に、オートバイに2人乗りの中年夫婦と、ドライブ中の結婚前の若い男女が、成り行きで、パートナーを入れ替えて旅を続けることになるロードムービーだ。1982年のにっかつ=幻燈社作品。大阪・九条のシネ・ヌーヴォで開催中の「東陽一映画祭」で鑑賞した。

 中年夫婦を演じるのは夏木陽介と大信田礼子、結婚前の若い男女役は村上弘明と高橋ひとみ。どちらも相手の浮気が原因で関係がこじれ、その修復のためのツーリングであり、ドライブであった。ところが、旅の途中でまた喧嘩になり、夏木と高橋、大信田と村上がそれぞれ偶然出会って、旅を続行する。

 思わぬ新たなパートナーと親しくなるが、やはり自分には本来のふさわしいパートナーがいるんだということが分かってきたとき、悲劇が起きる。村上が運転し、大信田を乗せた車がトラックと正面衝突、2人は命を落とす。このニュースをテレビで知り、茫然自失の夏木に対し、妊娠したという高橋は「まだゲームは終わっていない」とつぶやき、夏木に迫る様子なのだった。

 深みやインパクトはないものの、気軽に楽しめる。夏木が渋くていい味を出しているし、大信田も悪くない。ラストはどんでん返しになっており、人生はいつ何があるのか、どんな別れが待っているのか、全く分からないことを考えさせられる。

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佐藤安律

Author:佐藤安律
(さとう・やすのり)
ジャーナリスト。1965年生まれ。大阪市立大学法学部卒。産経新聞記者として20年7カ月勤務し、政治部、夕刊フジ、大阪経済部などに所属。政治部では、厚相時代の小泉純一郎元首相、元自民党幹事長の野中広務氏らを担当した。産経新聞の年間連載「こども大変時代」で、取材班としてファイザー医学記事賞優秀賞を受賞。2011年8月からフリーランス。大阪市在住。得意分野は政治全般、日本映画、医療問題。原稿の依頼などコンタクトはyasunori7373@yahoo.co.jp

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