佐藤安律の「ニュースサイト1045」
元産経新聞記者で「炎のジャーナリスト」が、政治全般と映画(主に日本映画)を中心にマイオピニオンを発信します。あるべきブログの姿をめざして順次内容を刷新しています。2017年6月27日付で「佐藤安律の『映画と政治のブログ』」から名称を変更しました。
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トランプ大統領が金委員長との会談に前向き 北朝鮮の現体制をどうみる
 北朝鮮情勢の緊張が高まる中、トランプ米大統領が、「適切な状況の下」との前提条件付きながら、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長との首脳会談に前向きな意向を示した。1日の米ブルームバーグ通信とのインタビューの中で明らかにした。スパイサー大統領報道官は定例会見で「会談を行う条件は整っていない」と述べている。

 先の米CBSテレビとのインタビューでも、トランプ大統領は金委員長による現体制をこれまで誰も覆せなかったことを指摘し、金委員長を「かなり頭の切れる男だ」とプラス方向で評価してみせた。ここにきて、対話による解決を強調し始めたかのようでもある。

 この点をどうみたらいいだろうか。一つは、トランプ政権発足100日を迎えるまでは、米世論の支持を得るため、武力行使も選択肢であることを強調したという見方がある。米朝の軍事衝突に至った場合、韓国と日本に甚大な被害が及ぶ可能性が高く、その前にできることは何でもやる必要があり、対話による解決の道を求めるのは当然ともいえるだろう。

 私がトランプ大統領のコメントから注目するのは、金委員長指導下の北朝鮮の現体制が想像以上に安定しているのではないかということだ。北朝鮮については、過去の米国や韓国の政権が、こんなクレージーな体制がいつまでも維持されるわけがないとの前提に立ち、政策を立ててきた。しかし、こうした期待はことごとく外れた。金王朝は、金日成、金正日、金正恩と3代目に至り、その体制はより強固になっている面があるのかもしれない。ただ、北朝鮮を取り巻く国際環境は厳しさを増しており、それだけに北朝鮮は核カードを絶対に手放すことができない。

 政権発足100日を迎えた段階で、トランプ大統領の全米支持率は戦後の歴代大統領と比べて最低水準だ。しかし、その過激な主張やキャラクターから、今の時点で支持率が高いわけがないではないか。メディアとの対立も続く。こうしたことを全くいとわないで突き進むのがトランプ大統領の強さでもある。

 北朝鮮情勢が米朝の軍事衝突に至らないで決着することを望みたいが、その落としどころは見えない。主要メディアも関係国が水面下でどんな動きをしているかはほとんどつかめていないのが実情だろう。報道されていないようなサプライズの決着も十分ありえる。CBSテレビのインタビューを見ると、トランプ大統領の目の下のクマも目立ってきた。しかし、もはや、中途半端な形で収拾を図ることは許されず、そんなことをしたら、トランプ大統領はますます支持を失ってしまうだろう。私はここまでのトランプ政権の北朝鮮政策を支持する。

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佐藤安律

Author:佐藤安律
(さとう・やすのり)
ジャーナリスト。1965年生まれ。大阪市立大学法学部卒。産経新聞記者として20年7カ月勤務し、政治部、夕刊フジ、大阪経済部などに所属。政治部では、厚相時代の小泉純一郎元首相、元自民党幹事長の野中広務氏らを担当した。産経新聞の年間連載「こども大変時代」で、取材班としてファイザー医学記事賞優秀賞を受賞。2011年8月からフリーランス。大阪市在住。得意分野は政治全般、日本映画、医療問題。原稿の依頼などコンタクトはyasunori7373@yahoo.co.jp

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