佐藤安律の「ニュースサイト1045」
元産経新聞記者で「炎のジャーナリスト」が、政治全般と映画(主に日本映画)を中心にマイオピニオンを発信します。あるべきブログの姿をめざして順次内容を刷新しています。2017年6月27日付で「佐藤安律の『映画と政治のブログ』」から名称を変更しました。
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新作星取表2017-15
【日本映画】
「笑う招き猫」★★★
「ラストコップ THE MOVIE」★★
「PARKS パークス」★★
「追憶」★★★

【外国映画】
「僕とカミンスキーの旅」(独=ベルギー)★★★★
「作家、本当のJ.T.リロイ」(米)★★
「人生タクシー」(イラン)★★★
「ノー・エスケープ 自由への国境」(メキシコ=仏)★★★★★
「美女と野獣」(米)★★


【採点基準】
★★★★★  90点~100点
★★★★    80点~89点
★★★     60点~79点
★★       40点~59点
★         0点~39点


 「ノー・エスケープ 自由への国境」をイチ押しする。米国に渡ろうとするメキシコの不法移民16人を乗せた車が故障し、移民たちは歩いて国境の砂漠を越えることになった。米国側の国境で移民たちを発見した荒くれのハンターはこれを徹底して敵視。従えていた獰猛な猟犬と銃で移民たちを次々と殺していく。
 
 米国にいる息子に会いに行くため、窮地に陥っても絶対にあきらめない不法移民の主人公モイセス(ガエル・ガルシア・ベルナル)と、追跡する狂気のハンター・サム(ジェフリー・ディーン・モーガン)による極限状態での攻防はスリリングで迫力満点。無駄を一切省いた設定や演出、ベルナルとモーガンの好演が最高に効果を上げている。監督は、「ゼロ・グラビティ」(2013年)で父のアルフォンソ・キュアロンと共同脚本を手がけたホナス・キュアロン。第89回アカデミー賞外国語映画賞メキシコ代表作品。

 構想8年をかけて完成したということなので、メキシコとの国境で壁建設を公約するドナルド・トランプの米大統領選登場前から内容は練られていたことになる。いかにも安直なトランプ批判に使われそうで、その点は少し引っかかるが、映画としての出来は見事だと思う。

 「笑う招き猫」は、若手女性漫才コンビのアカコとヒトミの友情を描いたコメディー。ヒトミ役をこのほど芸能界を突如引退した清水富美加が軽快に演じた。これまで清水に注目したことはなかったが、先に鑑賞した清水主演の「暗黒女子」とあわせて、なるほど、この人は雰囲気があり、将来性を感じさせる才能ある女優だなと思った。本人が人生の重大な選択をしたのだから仕方ないが、女優の道を捨てたのは惜しい。飯塚健監督。

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佐藤安律

Author:佐藤安律
(さとう・やすのり)
ジャーナリスト。1965年生まれ。大阪市立大学法学部卒。産経新聞記者として20年7カ月勤務し、政治部、夕刊フジ、大阪経済部などに所属。政治部では、厚相時代の小泉純一郎元首相、元自民党幹事長の野中広務氏らを担当した。産経新聞の年間連載「こども大変時代」で、取材班としてファイザー医学記事賞優秀賞を受賞。2011年8月からフリーランス。大阪市在住。得意分野は政治全般、日本映画、医療問題。原稿の依頼などコンタクトはyasunori7373@yahoo.co.jp

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