北朝鮮がミサイル発射「成功」と発表 ICBM開発に進展か

 北朝鮮国営の朝鮮中央通信は15日朝、金正恩(キム・ジョンウン)委員長立ち会いのもと、14日に新型の地対地中長距離弾道ミサイル「火星12」の発射実験を行い、「成功した」と報じた。14日早朝、北西部の亀城(クソン)付近から発射し、日本海に落下したミサイルのことを指すとみられる。

 ミサイルは最高高度2111・5㌔㍍に達し、787㌔㍍離れた公海上の目標水域に正確に着弾したという。金委員長は担当者たちを抱きしめ、「よくやってくれた。本当に大きなことを成し遂げた」と称賛したそうだ。

 関係者からは、米本土に届く大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発に向けて重要な進展があったとの見方が出ている。米国のヘイリー国連大使は米ABCテレビに出演し、「北朝鮮がミサイルを発射する状況では、トランプ大統領は絶対に対話に応じないだろう。金委員長は妄想にとりつかれている」と述べた。

 韓国で、北朝鮮に融和路線をとるとみられている文在寅(ムン・ジェイン)政権発足直後の挑発的なミサイル発射は、北朝鮮があくまで南北関係の主導権を握り、強まる北朝鮮包囲網の中でも、核・ミサイル開発は絶対に放棄しないとの意思を鮮明にしたものといえそうだ。

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佐藤安律

Author:佐藤安律
(さとう・やすのり)
ジャーナリスト。1965年生まれ。大阪市立大学法学部卒。産経新聞記者として20年7カ月勤務し、政治部、夕刊フジ、大阪経済部などに所属。政治部では、厚相時代の小泉純一郎元首相、元自民党幹事長の野中広務氏らを担当した。産経新聞の年間連載「こども大変時代」で、取材班としてファイザー医学記事賞優秀賞を受賞。2011年8月からフリーランス。大阪市在住。得意分野は政治全般、日本映画、医療問題。原稿の依頼などコンタクトはyasunori7373@yahoo.co.jp

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