佐藤安律の「ニュースサイト1045」
元産経新聞記者で「炎のジャーナリスト」が、政治全般と映画(主に日本映画)を中心にマイオピニオンを発信します。あるべきブログの姿をめざして順次内容を刷新しています。2017年6月27日付で「佐藤安律の『映画と政治のブログ』」から名称を変更しました。
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新作星取表2017-16
【日本映画】
「スプリング、ハズ、カム」★★★★★
「八重子のハミング」★★
【外国映画】
「ワイルド・スピード ICE BREAK」(米)★★


【採点基準】
★★★★★  90点~100点
★★★★    80点~89点
★★★     60点~79点
★★       40点~59点
★         0点~39点


 「スプリング、ハズ、カム」がなかなか良かった。東京の大学に入学することが決まった一人娘と、男手ひとつでその娘を育ててきたタクシー運転手の父。2人が広島から夜行バスで上京し、娘が新生活を送る部屋探しをした早春の1日に絞り込み、2人の強い絆を余すところなく描いてみせた。父の時田肇役に映画初主演となった落語家の柳家喬太郎、娘の璃子役にE-girlsの石井杏奈。監督・脚本は吉野竜平。

 優しい娘は広島にとどまっていたら、いつも父のことを気にかけ、それが娘の可能性を束縛してしまう、そう考えた父はあえて一人娘を東京の大学に進学させた。娘の新しい生活の拠点となる部屋探しをした1日は、2人にとって宝物のような時間となった。柳家喬太郎と石井杏奈が信頼し合う仲の良い父娘をナチュラルに演じて好感が持てた。

 もう1人、とてもいい味を出していたのが、父娘が部屋を決めたアパートの大家のおばあさん役を演じた柳川慶子だ。アパート自体は古い物件なのだが、上品で明るく親切なこのおばあさんの存在が、東京での新生活に不安がある父娘に安心感を与えたのだった。柳川慶子といえば、鈴木英夫監督の「燈台」(1959年)での演技が強く印象に残っている。

 採点は少し甘いが、サプライズがあったので、★を1つプラスした。



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佐藤安律

Author:佐藤安律
(さとう・やすのり)
ジャーナリスト。1965年生まれ。大阪市立大学法学部卒。産経新聞記者として20年7カ月勤務し、政治部、夕刊フジ、大阪経済部などに所属。政治部では、厚相時代の小泉純一郎元首相、元自民党幹事長の野中広務氏らを担当した。産経新聞の年間連載「こども大変時代」で、取材班としてファイザー医学記事賞優秀賞を受賞。2011年8月からフリーランス。大阪市在住。得意分野は政治全般、日本映画、医療問題。原稿の依頼などコンタクトはyasunori7373@yahoo.co.jp

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