佐藤安律の「ニュースサイト1045」
元産経新聞記者で「炎のジャーナリスト」が、政治全般と映画(主に日本映画)を中心にマイオピニオンを発信します。あるべきブログの姿をめざして順次内容を刷新しています。2017年6月27日付で「佐藤安律の『映画と政治のブログ』」から名称を変更しました。
09 | 2017/10 | 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

「ロシアゲート」が拡大 トランプ米大統領の政権運営に暗雲
 トランプ米政権とロシアとの関係を巡る疑惑(「ロシアゲート」)が拡大し、トランプ政権の運営に暗雲が立ち込めている。政府内部からの情報リークが止まらない形だ。野党・民主党の一部からは弾劾を求める声もある。トランプ氏が大統領に就任してまもなく4カ月。トランプ政権は早くも正念場を迎えている。

 新たに判明した疑惑は2件。1つはトランプ氏が今年2月、当時のコミー米連邦捜査局(FBI)長官に、ロシアとの不透明な関係を疑われて辞任したフリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)の捜査終結を要請したという件だ。要請はフリン氏の補佐官辞任後だったそうだが、不当な捜査介入との批判を受けている。

 もう1つは、今月10日、ホワイトハウスで、ロシアのラブロフ外相、キスリャク駐米大使と会談した際、過激派組織「イスラム国」(IS)に関する機密情報を漏らした疑いだ。この機密情報は同盟国のイスラエルから提供されたものだったという。同盟国から受け取った情報を第三国に提供する場合、その同盟国から事前に了解を得なければならない暗黙のルールがあるが、トランプ政権はこれをしていなかった。米国、ロシアとも、ISを掃討する立場にある。

 いずれも米メディアの報道で判明した。これに対して、政府内部にいまだにトランプ大統領の誕生を認めたくない民主党を支持する人たちが少なからずおり、メディアにリークしているの見方がある。トランプ氏は先にFBI長官のコミー氏を電撃解任したばかりで、こうした見方に説得力を持たせている。今後、メディアの追及はいっそう厳しくなることが予想される。

 トランプ氏は、昨年の米大統領選で数々の決定的に不利な状況をもろともせずに世紀の番狂わせを演じて当選した人物だ。従来の政治の常識では推し量れない。さすがに全米支持率は低いが、強固な岩盤支持層を持っており、ここは全く崩れていない。まずはコミー氏の後任となるFBI長官にしかるべき人物を早急に任命し、 19日からのサウジアラビア、イスラエル、バチカンなどを訪れる初外遊で成果を出したい。

 特に新FBI長官の任命は重要だ。ここでもたつくようだと厳しい。ロシアゲートが致命傷になる前に、トランプ政権は食い止められるのか。予断を許さない状況になっている。

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://toyokiyo73.blog.fc2.com/tb.php/627-a3481a87
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

佐藤安律

Author:佐藤安律
(さとう・やすのり)
ジャーナリスト。1965年生まれ。大阪市立大学法学部卒。産経新聞記者として20年7カ月勤務し、政治部、夕刊フジ、大阪経済部などに所属。政治部では、厚相時代の小泉純一郎元首相、元自民党幹事長の野中広務氏らを担当した。産経新聞の年間連載「こども大変時代」で、取材班としてファイザー医学記事賞優秀賞を受賞。2011年8月からフリーランス。大阪市在住。得意分野は政治全般、日本映画、医療問題。原稿の依頼などコンタクトはyasunori7373@yahoo.co.jp

最新記事

カテゴリ

月別アーカイブ

検索フォーム

最新トラックバック

フリーエリア

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR