佐藤安律の「ニュースサイト1045」
元産経新聞記者で「炎のジャーナリスト」が、政治全般と映画(主に日本映画)を中心にマイオピニオンを発信します。あるべきブログの姿をめざして順次内容を刷新しています。2017年6月27日付で「佐藤安律の『映画と政治のブログ』」から名称を変更しました。
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安倍首相の打たれ強さは大丈夫か
 一連の加計学園問題に関する野党の追及を遮断しようと、通常国会を強引な形で幕引きした安倍晋三政権。しかし、閉会後も首相官邸の関与を示す新たな内部文書が見つかり、説明責任を求める世論は収まらない。そんななか、安倍首相のストレス耐性、打たれ強さを懸念する声が出始めている。

 「週刊新潮」などは、今月9日深夜に「緊急事態」が起きたと報じている。この日は安倍首相夫妻の結婚記念日で、首相は昭恵夫人、友人らと共に東京・代々木のイタリア料理店でお祝いの会を開き、富ヶ谷の私邸に戻った。しばらくして、安倍首相が体調不良を訴え、慶応病院の主治医が私邸に駆け付けたというのだ。

 後日、ある政治評論家の朝食会で、安倍首相の秘書が「もともと痛めていた五十肩がひどくなり、診に来てもらった」と説明したそうである。秘書は、私邸に駆け付けたのが医師なのかマッサージ師なのかは明らかにしていない。しかし、「週刊新潮」などは、生死にかかわらない五十肩で、真夜中に、医師であろうとマッサージ師であろうと、呼びつけるのは不自然だと指摘。森友学園問題、加計学園問題での対応でストレスがたまり、潰瘍性大腸炎を持病に抱える安倍首相の体調が悪化したのではないかと推測している。

 小泉純一郎政権を2006年9月に引き継いだ第1次安倍政権は1年で崩壊したが、このときは閣僚の不祥事が相次ぎ、参院選で自民党が惨敗、さらに外遊などでストレスをためた安倍首相の潰瘍性大腸炎が悪化し、政権を放り出す形で終焉した。このため、安倍首相の健康問題は何かあると取り沙汰されやすい。

 民主党政権の失敗を受けて2012年12月に復活した安倍政権は、首相自らだけでなく、支える周囲の政治家や官僚たちもカムバック組で固め、強固な基盤を構築した。第1次政権と通算した安倍首相の在任期間は、佐藤栄作元首相、吉田茂元首相に次いで戦後3位である。

 しかし、安倍長期政権は今、最大のピンチを迎えている。「安倍1強」といわれるが、果たして守勢に回ったときも、安倍政権は耐性があって強いのかどうかはわからない。来年9月の自民党総裁選は安倍首相の3選が確実視されていたが、首相がメンタル面で変調をきたすようことがあれば、いっぺんに吹き飛んでしまうだろう。だが、一方で、自ら憲法改正の具体的日程を提示し、天皇陛下の退位も迫ってくるなか、首相が進退を好き勝手に決められるような状況でないことは確かだ。

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佐藤安律

Author:佐藤安律
(さとう・やすのり)
ジャーナリスト。1965年生まれ。大阪市立大学法学部卒。産経新聞記者として20年7カ月勤務し、政治部、夕刊フジ、大阪経済部などに所属。政治部では、厚相時代の小泉純一郎元首相、元自民党幹事長の野中広務氏らを担当した。産経新聞の年間連載「こども大変時代」で、取材班としてファイザー医学記事賞優秀賞を受賞。2011年8月からフリーランス。大阪市在住。得意分野は政治全般、日本映画、医療問題。原稿の依頼などコンタクトはyasunori7373@yahoo.co.jp

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