佐藤安律の「ニュースサイト1045」
元産経新聞記者で「炎のジャーナリスト」が、政治全般と映画(主に日本映画)を中心にマイオピニオンを発信します。あるべきブログの姿をめざして順次内容を刷新しています。2017年6月27日付で「佐藤安律の『映画と政治のブログ』」から名称を変更しました。
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小林正樹監督作品マイベストワンは「化石」(1975年) ベスト5公表
 人間はいかに生きるべきかといった直球勝負、あふれるヒューマニズムなどを特長とし、生涯22本の作品を発表した映画監督・小林正樹(1916-1996)。「人間の條件 6部作」(1959年ー1961年)以降は、強靭で重厚な作風が目立ち、国際的にも高い評価を得た。

 小林監督の作品群は4分の3程度観ていたが、大阪・九条のシネ・ヌーヴォで開催中の特集上映「生誕101年 小林正樹映画祭 反骨の美学」へ通ったことにより、21本まで鑑賞した。小林監督最後の作品となった「食卓のない家」(1985年 MARUGENビル)だけが未見として残った。今回の特集上映でもプログラムになかった。

 そこで、「完成度の高さ重視」と「私の好み」の2つの視点からそれぞれの小林監督作品ベスト5を明らかにしたい。トータルの結果がマイベストワンになると思うのだが、その作品としては「化石」(1975年 四騎の会=俳優座)を挙げる。映画の内容の詳細は省くが、主演の佐分利信がとにかく素晴らしい。


【完成度の高さ重視からのベスト5】
第1位「切腹」(1962年 松竹京都)
第2位「人間の條件 6部作」(1959年ー1961年 にんじんくらぶ他)
第3位「化石」(1975年 四騎の会=俳優座)
第4位「上意討ち 拝領妻始末」(1967年 三船プロ=東宝)
第5位「東京裁判」(1983年 講談社)

【私の好みのベスト5】
第1位「化石」(1975年 四騎の会=俳優座)
第2位「燃える秋」(1978年 三越=東宝)
第3位「人間の條件 6部作」(1959年ー1961年 にんじんくらぶ他)
第4位「泉」(1956年 松竹大船)
第5位「切腹」(1962年 松竹京都)


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佐藤安律

Author:佐藤安律
(さとう・やすのり)
ジャーナリスト。1965年生まれ。大阪市立大学法学部卒。産経新聞記者として20年7カ月勤務し、政治部、夕刊フジ、大阪経済部などに所属。政治部では、厚相時代の小泉純一郎元首相、元自民党幹事長の野中広務氏らを担当した。産経新聞の年間連載「こども大変時代」で、取材班としてファイザー医学記事賞優秀賞を受賞。2011年8月からフリーランス。大阪市在住。得意分野は政治全般、日本映画、医療問題。原稿の依頼などコンタクトはyasunori7373@yahoo.co.jp

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