佐藤安律の「ニュースサイト1045」
元産経新聞記者で「炎のジャーナリスト」が、政治全般と映画(主に日本映画)を中心にマイオピニオンを発信します。あるべきブログの姿をめざして順次内容を刷新しています。2017年6月27日付で「佐藤安律の『映画と政治のブログ』」から名称を変更しました。
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不屈の闘志で信念の行動 米共和党の重鎮マケイン上院議員 悪性脳腫瘍と診断
 米共和党の重鎮で、2008年の米大統領選の同党候補だったジョン・マケイン上院議員(80)が命に直結する悪性脳腫瘍と診断されながら、不屈の闘志で議会に復帰し、医療保険制度改革法(オバマケア)を見直すための一連の法案採決で、信念の投票行動を続けている。

 マケイン氏の事務所が公表した病名は「膠芽腫」。「神経膠芽腫」「グリオブラストーマ」ともいわれるが同じである。脳腫瘍の種類は専門医に聞いてもどれだけあるのかわからないほど多いが、大きくは良性と悪性に分けられる。

 「膠芽腫」はその悪性の中で最も予後が悪く、生存期間中央値は1年程度とされる。膠芽腫は高齢者が患う脳腫瘍では多く、腫瘍を手術でできるだけ摘出し、放射線治療、あるいはこれに化学療法を併用するのが標準的な治療法になっている。化学療法に使う薬は、進歩してきているが、生存期間を少し延ばすにとどまる。

 肺がんや大腸がんのようにメジャーな病気ではないが、がんの専門医なら知らない人はいない。何年か前に、ある新聞で、日本の権威的存在のがん専門医が、現代の医学で最も太刀打ちできないがんのひとつとして、この「膠芽腫」を挙げていた。

 報道によると、マケイン氏は左目上の血栓除去手術を受け、その時の病理検査で、「膠芽腫」が見つかったとのことである。「膠芽腫」も早く、周囲への浸潤が限定的な段階で見つけると予後は比較的いいようだ。マケイン氏のケースがどうなのかは報道だけでは判断できない。

 マケイン氏の病気がこれだけ厳しいものであるからこそ、2008年の米大統領選で争ったオバマ前大統領、トランプ大統領、クリントン元国務長官らも、マケイン氏を称賛、応援するメッセージを送っている。

 ベトナム戦争で5年半にわたって、北ベトナムの捕虜となり辛苦に耐えた経験を持つマケイン氏。全米でも「闘士」として有名な上院議員だが、厳しい病名を公表し、議会に復帰したその姿は、世界中で深刻な病気と闘う人たちに勇気を与えるもので、心から敬意を表したい。前代未聞の不祥事を起こして、国会を:欠席し続ける日本の当選2回の一部議員とは大違いである。

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佐藤安律

Author:佐藤安律
(さとう・やすのり)
ジャーナリスト。1965年生まれ。大阪市立大学法学部卒。産経新聞記者として20年7カ月勤務し、政治部、夕刊フジ、大阪経済部などに所属。政治部では、厚相時代の小泉純一郎元首相、元自民党幹事長の野中広務氏らを担当した。産経新聞の年間連載「こども大変時代」で、取材班としてファイザー医学記事賞優秀賞を受賞。2011年8月からフリーランス。大阪市在住。得意分野は政治全般、日本映画、医療問題。原稿の依頼などコンタクトはyasunori7373@yahoo.co.jp

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