佐藤安律の「ニュースサイト1045」
元産経新聞記者で「炎のジャーナリスト」が、政治全般と映画(主に日本映画)を中心にマイオピニオンを発信します。あるべきブログの姿をめざして順次内容を刷新しています。2017年6月27日付で「佐藤安律の『映画と政治のブログ』」から名称を変更しました。
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安倍改造内閣発足へ 実務型だがインパクト不足 総裁選をにらみ岸田氏との連携重視
 第3次安倍第3次改造内閣と自民党役員の人事が固まった。3日午後に発足する改造内閣の顔ぶれは、経験者を多く起用し、安定感重視の実務型の布陣になった。一方、政権再浮揚、人心一新を狙っての国民へのアピールという点では、メッセージ不足の印象も拭えない。19人の閣僚のうち、初入閣は6人、女性は2人。

 加計学園問題や南スーダン国連平和維持活動(PKO)日報問題などで、安倍内閣の支持率が急落。安倍晋三首相にとっては絶対に失敗の許されない人事となり、このため、当初から、サプライズを狙うのではなく、手堅いものになるとみられていた。ただ、最大の目玉が安倍首相に一定の距離を置いてきた野田聖子元総務会長の総務相への起用というのでは、国民から見てフレッシュさやインパクトに欠ける。今回の人事のみで支持率の大幅な回復は難しそうに思えるが、どんな仕事をして、成果を上げていくかで評価すべきだろう。

  2012年12月の第2次安倍内閣発足から外相を務め、安倍外交を二人三脚で推進してきた岸田文雄氏を、党務をしたいとの本人の希望をくみ、留任ではなく、党の政調会長に起用。加計学園問題、南スーダンPKO日報問題で重視される文部科学相、防衛相には、それぞれ林芳正元農相、小野寺五典政調会長代理(元防衛相)と安定感のある人物をあてたが、2人とも岸田派だ。岸田派からの閣僚起用は計4人。安倍首相が来年秋の自民党総裁選をにらんで、「ポスト安倍」の有力候補である岸田氏、岸田派との連携を重視していることが鮮明なのも今回の人事の大きな特徴になっている。

 自民党役員人事では、二階俊博幹事長、高村正彦副総裁が続投。総務会長には、故竹下登元首相の異母弟で、額賀派副会長の竹下亘国会対策委員長が起用された。政調会長の岸田氏、副総理兼財務相に留任する麻生太郎氏と、派閥の領袖ら重鎮が内閣と党の要職にいて、安倍首相を支える体制だ。昔に比べて魅力も存在感もなくなった自民党の派閥だが、今でも特に人事では機能していることがわかる。

 このほか、自民党幹事長代行に、加計学園問題で疑惑がもたれた安倍首相側近の萩生田光一官房副長官を抜擢。テレビ出演の機会も多く、重要ポストの幹事長代行への萩生田氏の起用は疑問視する声が多い。注目された小泉進次郎氏は来年12月までに必ずある次期衆院選をにらんだのか、自民党の筆頭副幹事長のポストに就くことになった。



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佐藤安律

Author:佐藤安律
(さとう・やすのり)
ジャーナリスト。1965年生まれ。大阪市立大学法学部卒。産経新聞記者として20年7カ月勤務し、政治部、夕刊フジ、大阪経済部などに所属。政治部では、厚相時代の小泉純一郎元首相、元自民党幹事長の野中広務氏らを担当した。産経新聞の年間連載「こども大変時代」で、取材班としてファイザー医学記事賞優秀賞を受賞。2011年8月からフリーランス。大阪市在住。得意分野は政治全般、日本映画、医療問題。原稿の依頼などコンタクトはyasunori7373@yahoo.co.jp

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