佐藤安律の「ニュースサイト1045」
元産経新聞記者で「炎のジャーナリスト」が、政治全般と映画(主に日本映画)を中心にマイオピニオンを発信します。あるべきブログの姿をめざして順次内容を刷新しています。2017年6月27日付で「佐藤安律の『映画と政治のブログ』」から名称を変更しました。
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新作星取表2017-24
【日本映画】
「心が叫びたがってるんだ。」★★★
「君の膵臓をたべたい」★★★★

【外国映画】
「コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~」(米)★
「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」(米)★★


【採点基準】
★★★★★  90点~100点
★★★★    80点~89点
★★★     60点~79点
★★       40点~59点
★         0点~39点


 「君の膵臓をたべたい」は、命に直結する重い膵臓病を患いながらも、快活なヒロインの女子高生と、孤独を好むクラスメートの男子生徒が過ごしたかけがえのない時間をメーンに、その12年後の今とを交錯させた青春映画で、胸に響く佳作だった。原作は住野よるの同名ベストセラー小説。月川翔監督。

 物語は、母校の高校教師になった「僕」が、老朽化して解体することが決まった思い出いっぱいの図書館で、蔵書を整理しながら回想する形で進行していく。高校時代のある日、「僕」は盲腸の治療のためにいた病院のロビーで偶然、日記帳を拾った。「共病文庫」とタイトルがあり、膵臓の病のことが書かれていた。落とし主として、「僕」の前に現れたのは、なんとクラスの人気者の桜良(浜辺美波)だった。

 桜良が深刻な病気で、余命わずかだなんて、大の親友である恭子をはじめ、クラスの誰も知らないし、想像もできないことであった。「僕」は、桜良の秘密を唯一知るクラスメートになった。「僕」は友達がおらず、いつも1人で本を読んでいるが、桜良はそんな「僕」にもともと好意的。病院での出来事をきっかけに、桜良は「僕」に積極的にアプローチし、2人は急速に心を通わせていく。

 高校教師になった大人の「僕」役は小栗旬、高校時代の「僕」を演じたのは北村匠海。桜良の親友で、大人になり結婚を控える恭子役を北川景子が演じた。

 ストーリーや状況設定などはやや無理なところもあるが、お涙ちょうだいにならず、大人の鑑賞に十分堪えうる落ち着きのある内容に仕上がった。活発なだけにかえって切ない桜良役を好演した浜辺美波の存在がひときわ光った。

 「心が叫びたがってるんだ。」は、2015年秋に公開されたアニメーション映画の実写版で、男女の高校生4人の物語。注目は、この中の1人で、肘を故障した野球部の元エース役として登場する坊主頭の寛一郎だ。鑑賞する直前に知ったのだが、寛一郎の祖父は三國連太郎、父は佐藤浩市。なるほど、表情や雰囲気、特に目元が佐藤浩市を彷彿とさせる。熊澤尚人監督。




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佐藤安律

Author:佐藤安律
(さとう・やすのり)
ジャーナリスト。1965年生まれ。大阪市立大学法学部卒。産経新聞記者として20年7カ月勤務し、政治部、夕刊フジ、大阪経済部などに所属。政治部では、厚相時代の小泉純一郎元首相、元自民党幹事長の野中広務氏らを担当した。産経新聞の年間連載「こども大変時代」で、取材班としてファイザー医学記事賞優秀賞を受賞。2011年8月からフリーランス。大阪市在住。得意分野は政治全般、日本映画、医療問題。原稿の依頼などコンタクトはyasunori7373@yahoo.co.jp

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