佐藤安律の「ニュースサイト1045」
元産経新聞記者で「炎のジャーナリスト」が、政治全般と映画(主に日本映画)を中心にマイオピニオンを発信します。あるべきブログの姿をめざして順次内容を刷新しています。2017年6月27日付で「佐藤安律の『映画と政治のブログ』」から名称を変更しました。
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山中が王座陥落 タオル投入議論呼ぶ 外見上は適切だったが WBCバンタム級戦
 プロボクシングの世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級戦が15日夜、島津アリーナ京都で行われ、王者の山中慎介(帝拳)は、同級1位のルイス・ネリ(メキシコ)に4回2分29秒TKO負けし、5年9カ月保持した王座から陥落。元世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王者の具志堅用高が持つ13度連続防衛の日本記録に並ぶことに失敗した。

 試合後に議論を呼んでいるのが、山中がネリの連打を浴びて防戦一方になったところで、山中陣営のトレーナーがタオルを投入し、試合が終わったことだ。タオル投入が早すぎたというのである。山中自身、試合後、「まだ、大丈夫だったが、セコンドを心配させてしまった。効いたパンチはなかった。見た目はどうかわからないが、一発のパンチ力もなかった。戦いやすかった」とコメントした。

 山中が所属する帝拳ジムの本田明彦会長は「最悪のストップだ。びっくりした。山中も納得していないだろう」と、怒りをぶちまけた。タオル投入は陣営内での相談もなく、トレーナーの独断だったという。

 私が観戦したところでは、試合があの段階で終わったこと自体は仕方ないと思う。過去の世界戦のケースから見て、セコンドのタオル投入ではなく、レフェリーの判断で試合を止めてもおかしくなかった。ボクシングは選手の身体へのダメージもあるし、国内外では過去に何度も選手が命を落とすリング禍が起きている。試合を少し早いぐらいのところで止めるのは適切なのだ。

 しかし、山中の「見た目はともかく、パンチは効いていなかった」という試合後の発言も強がりではなく、余力は残っていたんだと思う。山中は過去の世界戦でダウンを喫しての劣勢から逆転勝利したこともあり、激戦になるのは山中のボクシングスタイルなのだ。試合はかみあっていたので、3回までは見応えのある攻防となった。ちなみに3回終了時点での私の採点は、29-28でネリを支持。

 ファンとしてはもっと見たかったし、山中のボクシングスタイルやパンチ力からして、中盤から後半の逆転勝利の可能性がないとはいえなかったので残念ではある。しかし、繰り返すが、タオル投入のタイミング自体は過去の多くの世界戦のケースから見ておかしいものではなく、少なくても外見上は適切だったといえる。挑戦者のネリは強かった。

 ただ、タオル投入は、陣営内の相談のうえで決めることになっているのなら、トレーナーの独断が帝拳ジム内部で問題になっても、これはまた仕方ないだろう。

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佐藤安律

Author:佐藤安律
(さとう・やすのり)
ジャーナリスト。1965年生まれ。大阪市立大学法学部卒。産経新聞記者として20年7カ月勤務し、政治部、夕刊フジ、大阪経済部などに所属。政治部では、厚相時代の小泉純一郎元首相、元自民党幹事長の野中広務氏らを担当した。産経新聞の年間連載「こども大変時代」で、取材班としてファイザー医学記事賞優秀賞を受賞。2011年8月からフリーランス。大阪市在住。得意分野は政治全般、日本映画、医療問題。原稿の依頼などコンタクトはyasunori7373@yahoo.co.jp

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