佐藤安律の「ニュースサイト1045」
元産経新聞記者で「炎のジャーナリスト」が、政治全般と映画(主に日本映画)を中心にマイオピニオンを発信します。あるべきブログの姿をめざして順次内容を刷新しています。2017年6月27日付で「佐藤安律の『映画と政治のブログ』」から名称を変更しました。
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新作星取表2017-30
【日本映画】
「覆面系ノイズ」★
「探偵はBARにいる3」★★★
「DESTINY 鎌倉ものがたり」★★★

【外国映画】
「ザ・サークル」(米)★★★★
「否定と肯定」(英=米)★★★★
「gifted/ギフテッド」(米)★★★★★


【採点基準】
★★★★★  90点~100点
★★★★    80点~89点
★★★     60点~79点
★★       40点~59点
★         0点~39点


 外国映画の3本はいずれも佳作といえる内容だったが、なかでも「gifted/ギフテッド」は予想外に良かった。米フロリダ州の港町で暮らす小学校に入学したばかりの数学の天才少女・メアリーと、ボートの修理で生計を立てる独身の叔父・フランクの物語だ。監督は「(500)日のサマー」などで知られるマーク・ウェブ。

 メアリーの母(フランクの姉)はやはり天才的な数学者だったが7年前に自殺し、その直前、メアリーはフランクに預けられていた。フランクはメアリーを愛し、普通の人生を歩んでほしい、それこそが亡き姉の意向でもあると、地域の小学校に通わせた。そこに、疎遠だったメアリーの祖母(フランクの母)が突然現れ、メアリーの類まれな才能を開花させるためには、英才教育を施すべきで、自分が養育すると主張。両者譲らず、決着は法廷の場に委ねられる。

 メアリーは隻眼の猫・フレッドを可愛がっており、このフレッドも最後にストーリー上重要な役割を果たす。全体のストーリーはシンプルだが、隅々まで無駄なく、それぞれの話がうまくつながっており、なかだるみするところが全くない。なんといっても、メアリー役を演じたマッケナ・グレイスが素晴らしかった。フランク役はクリス・エヴァンス。


 ※年内の新作星取表はこれが最後です。近く、2017年の日本映画と外国映画のマイベスト3を発表します。

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佐藤安律

Author:佐藤安律
(さとう・やすのり)
ジャーナリスト。1965年生まれ。大阪市立大学法学部卒。産経新聞記者として20年7カ月勤務し、政治部、夕刊フジ、大阪経済部などに所属。政治部では、厚相時代の小泉純一郎元首相、元自民党幹事長の野中広務氏らを担当した。産経新聞の年間連載「こども大変時代」で、取材班としてファイザー医学記事賞優秀賞を受賞。2011年8月からフリーランス。大阪市在住。得意分野は政治全般、日本映画、医療問題。原稿の依頼などコンタクトはyasunori7373@yahoo.co.jp

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