安倍首相が北朝鮮序列2位と接触 平昌五輪レセプション

 9日夜に行われた韓国・平昌冬季五輪の開会式に出席した安倍晋三首相は、その前に行われた歓迎レセプションで、北朝鮮の金永南(キム・ヨンナム)・最高人民会議常任委員長と同じテーブルに座り、短時間だが言葉を交わした。金永南氏は対外的に国家元首の役割を果たし、朝鮮労働党の序列では金正恩(キム・ジョンウン)委員長に次ぐ2位で、現在90歳。安倍首相が、金正恩体制下の幹部と直接接触したのは初めてで、午後7時半から:開会式直前の模様を放送していたNHK総合テレビも、ニュース速報のテロップを流して伝えた。

 安倍首相は金永南氏との接触について、記者団に「詳細は申し上げられないが、我々の考え方は伝えた」と語り、具体的なやりとりは明らかにしなかった。

 北朝鮮の核・ミサイル開発を巡り、活発な外交、情報戦が繰り広げられ、政治色が極めて強くなっている平昌五輪。北朝鮮は金永南氏に加え、金正恩委員長の妹で党中央委員会第1副部長の金与正(キム・ヨジョン)氏まで送り込み、かなりの本気度をみせている。こうしたなか、日本の存在感、立場を強くアピールできるのは安倍首相以外にいないことは明らかで、安倍首相にしかできない仕事だ。首相の五輪開会式出席は言うまでもなく正解だった。

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佐藤安律

Author:佐藤安律
(さとう・やすのり)
ジャーナリスト。1965年生まれ。大阪市立大学法学部卒。産経新聞記者として20年7カ月勤務し、政治部、夕刊フジ、大阪経済部などに所属。政治部では、厚相時代の小泉純一郎元首相、元自民党幹事長の野中広務氏らを担当した。産経新聞の年間連載「こども大変時代」で、取材班としてファイザー医学記事賞優秀賞を受賞。2011年8月からフリーランス。大阪市在住。得意分野は政治全般、日本映画、医療問題。原稿の依頼などコンタクトはyasunori7373@yahoo.co.jp

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